movie

気づいたら11月も、もう半ば。東京の街路樹も紅葉していて、すっかり寒くなりました。ここのところ、何をしているかといえば、連続の飲み会・・いえいえ飲んでばかりではありません。オウチで映画鑑賞しております。


この1週間で見たのは、

・愛神−手−
・無間道 Infernal Affairs(?〜?) 
・色、戒 LUST,CAUTION

はい、華流ばかりです。

インファナルアフェアは以前TVで流し見していたのだけれど、再度見てみると、ストーリーの展開や、主役の演技(その表情、立ち振る舞い、しぐさ)がもう秀逸。流し見しないで真剣に見ておけばよかった!と今更悔やんでみる。

愛神−手−は、以前映画館で見たものの、お気に入りの台湾の俳優さんの張震チャン・チェン)君が出ているので再度。これは三人の監督による3編で成された女性をテーマにしたオムニバス映画。

「手」THE HAND 王家衛
「夢」EQUILIBRIUM  Steven Soderbergh
「欲」THE DANGEROUS THREAD OF THINGS  Michelangelo Antonioni

ウォン・カーウァイ王家衛監督の「手」に出ている張震君。改めていいです。すてきです。うまいです。映像もとてもとても美しい。タイトルのとおり、主役2人の「手」と鏡に写ったそれぞれの人を映した映像。本当にきれい。こんな雰囲気の写真が撮りたいなと思う。

そして、アン・リー李安監督のラスト、コーション。「ラスト」はLASTじゃなくてLUSTだった。。なるほど。これぞ映画!と思う。150分ちょっとと長いのだけれ、その長さを感じない。原作は張愛玲(アイリーン・チャン)の短編小説「色、戒」。1942年、占領下の上海の町の雰囲気、衣装、キャストの迫真の演技、ストーリー展開。この頃って、イギリス人、インド人、中国人、日本の軍人に兵隊が混沌としていたんだなぁ。最後、トニさんが店から飛び出す彼の演技、素晴らしいです。映画館で見たかった。

熱いお茶を飲みながら、ぬくぬく映画鑑賞。これ寒い時期ならではの楽しみの一つです。



こちらは台湾で11/28に公開の張震君主演の「停車」(PARKING)のトレイラー。見たい〜。