book
最近まったく小説を読んでいなくて、こりゃいかんと本屋やwebで面白そうな好みだろうなと思える本を物色するも、ぴんと来る物がなかなかなくて、やっぱり読んでいない日々。一度読んだ本は繰り返し読まないタイプなのだけれど、ダンボール(引越の時にダンボールに詰めて出していないという・・)を開けて、見つけたのがこれ。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1998/09/10
- メディア: 文庫
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来年に向けて、勉強しなきゃと言ってる人のまねっこで(長いけど〜と思いつつ)再読。うん、やっぱり面白い!それにしても龍馬。遠い遠い昔の人なのに、実際会った事もないし、司馬さんの本の中の解釈に従った龍馬像なんだけど、すぐそこにいるような気持ちになるのはなぜだろう?
そして、これ。
- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
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生誕100年で多方面で取り上げられてる太宰。何年ぶり、いや何十年ぶりだと思う、たぶんこの本を手にしたのは。(中学生以来かも?感想文書いたもの。)当時、どうにもこうにも暗くて、自分もどんより救いようのない暗さに陥って、一体どこがいいんだろうと思った人間失格。かなりの十分すぎる大人になった今、もう一度読んでみたら、昔々に読んだ時に思った暗いだけの本という訳ではなかった。当時は全く感じなかった文体は、語り口調で句読点の位置なんか、なんだか今っぽい気がして読みやすく感じたのが不思議。でも、なんというか、どーんどーんと重いパンチをお腹に受けているような、もういいよーって言ってるのに、それでも重いパンチが続くような。今この時代、この内容で自分のあり方を考えさせられて、そんな訳で又暗くなっちゃった。
それと、これを友達に借りたので、ちびちび見てます。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: DVD
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おもしろい!つい全部続けて見たくなるけど、ぐぐっと我慢して、ちびちび見てます。(左上の人が半平太!)