movie

私の年末年始は、その名の通りまぎれもない正真正銘の寝正月。DVDやCSで映画をたくさん見ました。
(相当ひまだったのであります。。)

見た映画メモ

1.ガタカ

もう何度も見ている映画。悲しくて静かで美しく。

2.上海グランド

見てみたいとずっと思っていて、レンタルで発見捕獲。劉徳華アンディと張國榮レスリーのスターの競演。去年、TV東京でやっていたリメイク版ドラマの上海グランドをかいつまんで見ていたのだけれど、許文強が上海にやってくる課程からして全然違うので驚いた。。日本人としては、アンディとレスリー上海グランドは辛い(受け止めなくてはならない)内容だけれどでもこっちの勝ちかも。こうなってくると、大元オリジナルの上海灘も見てみたい。

3.龍城恋歌

年末に北京オリンピックの開会式の張芸謀チャン・イーモウのドキュメンタリーを見たので、何か一本、 まだ見ていない彼の映画をと思ってレンタル。監督らしい、独特の色鮮やかな映像、ゆっくり流れる時間。殺し屋のリー(ヨウ・ユン)は、どっかで見た事あるある。。と考えていて、最後の最後で、あっ!劉備!(レッドクリフ)と閃く。

4.マイ・ブルーベリー・ナイツ

友人mちゃんにDVDを借りていたのをこの機会にやっと見る。窓越しの映像が、NYCを撮っているのに王家衛ウォン・カーウァイだなぁ。。と、美しくてうっとり。大好きな映画、恋する惑星にとっても似ているかも。でも、残念な事に、レイチェル・ワイズナタリー・ポートマンが素晴らしいので、主役のノラが霞んじゃった感たっぷり。

5.ブロークバック・マウンテン

公開されていた頃、見たいなーと思っていた映画で(ジェイク好きだし)見た友人から、辛いよぉ・・と言われ、その頃、何かと凹み気味だったので、見ずにいた映画。やっと見る。やっぱり辛かった。悲しくて涙が出るという種類の悲しさではないのだけれど、ずしんと心とか頭に何かがのしかかるような、そう、押しつぶされそうな悲しさ。夢まで見る始末。(初夢じゃなくてよかった。。)ゲイというテーマは、不思議なんだけど嫌な感じはまったくなくて、多分、ドラマティックでもなく大げさでもなく、二人の年月を淡々と描いているからかも。それにしても20年ですよ、20年。そしてそれぞれの奥さんの思いとか、もう悲しすぎる。。

6.上海花

侯孝賢Xトニーさん。静かな映画。最初から最後まで起伏がなく進んで、フランス映画のような感じかな。(静かすぎて途中で居眠りしたのはナイショ)

1.以外は大陸或は香港、台湾の監督さんの作品だったのは偶然。

<追記>もう一個見てました。(見すぎ)

7.卑劣な街

韓流の映画です。私、韓流ってほんの少ししか見た事がないので、俳優さんについてさっぱりわからーんのですけれど、彼いいですねー。かっこいいです。実はギドク監督のブレスチャン・チェン君主役ですんで。を借りたかったのですけれど、惜しくも貸し出し中。で、隣にあったこれを借りてみました。韓国版ノワールなのかな。ヤクザ映画で、ストーリーはただただやりきれない。しかもものすごくリアルなので本当にやりきれない。そして誰も救われない。見終わった後、どよよよんと落ち込むくらいやり切れず。次に見る映画は明るい映画にしたいとも思うくらい。<またまた追記>なんだか中途半端な感想になっているので追記です。この映画、最後の最後エンドロールまで見て完結です。もう切ないったら、悲しいったら、やりきれないったら。善は善。悪は悪。でも、時には善は悪になり、悪は善になる。にしても非常に質が高い映画だと思いました。後で調べたらマルチュク青春通りの続編という事みたいですね。納得。またこの監督さんの映画を見てみよう。