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珍しく一日で読み切る。4人の女性の高校生のクラスメートだった時の話から経つ事20数年後。きっと誰もが持つであろう外面と内面の嘘。一人一人のキャラクターがはっきりと書かれていて、まるで自分の近くにいるとさえ感じてしまう臨場感。私は女なので、彼女達の思っている事がわかったりして、でも怖さも半分。自分のテンションが下がっている時に読んだら、そのテンションは果てしなく落ちるかもしれない。少しでも上がっている時に読むのがいいかも。

四つの嘘 (幻冬舎文庫)

四つの嘘 (幻冬舎文庫)



上記の本を土曜日に一気読み。調子いいかも!と調子づき、今日は朝から出かける用事があったのでこの本を持って出発。前にちょっとだけ読んで、だめだーと思った本。購入したきっかけは伊坂氏のラッシュライフで引用されていた「怖れるな。そして、俺から離れるな」。いやいや、朝に読むには最も向いていないのではないかと。ひたすらに自分を曝け出し、更に出口が見えない坂口ワールド。なんとなくどんよりしたままおやすみなさい。


白痴 (新潮文庫)

白痴 (新潮文庫)